皆様はもう今年の目標は決まりましたか?
私は今年、以下のことを目標にしていきたいと思います。
・6月4日の発表会を、「出演して良かった!」と思って頂けるような心温まるものにする
・9月の母のコンサートのピアノをきちんと努める
・来年1月に弾く「ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲」を少しずつ仕上げていく
・家族と自分自身の心身の平安を大切にし、思いやりを持って人と接することができるように心がける
・砂糖を控える!!そしてお菓子をできるだけ食べない!!
レッスンを始めて十数年。
受験塾のように、ピアノはその場での素早い理解が求められるものではありません。
それよりは、(先生は何を言っているのだろう?自分とどう違うのだろう?)と、耳を澄ませ、落ち着いて関心を持ってじっと考えたり感じたりできる方は、本当に驚くほど伸びていかれます。
色々よくできる方ほど、なんとなくすぐに理解し分かったつもりになってしまう部分はあると思いますが、それでは60パーセントくらいまではすぐにこなせても、70パーセント、80パーセント・・・と深めていくことがなかなかできません。
レッスンでは、これまでたくさんの親子を見て来ました。
とても幸せな形でピアノを学ばれている方が沢山いらっしゃる一方で、必死さ故に、親子共々余裕を失ってしまったり、情報の多さに焦りや不安を抱かれたりして、結果的にあまり良くない形になってしまった方々も何組かいらっしゃいました。
良き方向にお手伝いができなかった私の力不足を申し訳なく思います。
よく、「守破離」と言われます。
ご存知の通り、修行における段階を示したもので、まずは師の教えや技を忠実に守り、確実に身に着け、その後、他の師や、流派の教えについても考え、良いものを取り入れる。
そして最後に、独自の新しいものを生み出し、確立させる、というものですね。
「素直であること」は宝だな、と思います。
そしてそう在るためには、心身共に余裕が必要です。
余裕のなさは、時に不満を生み出し、思いやりや想像力を失わせるように思います。
心に少し余裕持って、いつもにこにこしていたいです。
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