今日は8月20日(金)に予定されている「詩とピアノのコンサート」のご紹介です。
場所は、国の重要文化財に指定されている「横浜開港記念会館」というとても素敵なところです。
今回はNPO法人スーリールファム主催の夏休みスペシャル企画のコンサートなので、皆様に気軽に楽しんで頂けるよう、コンサートも短めに1時間ほどで、チケットもお求めやすい価格になっています。
・ 開演14時~終演15時
・ 大人1000円 小中学生500円 幼児無料(4歳以上入場可)
今回のコンサートは、素晴らしい朗読をされる成澤布美子さんと共に、谷川俊太郎・金子みすゞ・相田みつをさんの詩と、私のピアノのコラボレーションでお贈りするコンサートです。
今日はプログラムの中から1つ、ご紹介させて頂きますね♪
プログラムの中にある、谷川俊太郎さんの「ことばあそびうた」には、私が長く留学していたハンガリーの作曲家であるバルトークの「15のハンガリー農民の歌」を掛け合わせてみました。
この曲は、バルトークが農村に赴き、そこで実際に農民が歌う民謡を採集し、そのメロディーに伴奏をつけ、編曲して作られた曲です。
貴族のための音楽ではなく、日々、生きる普通の人たちのための音楽を大事にしたバルトーク。
バルトークの音楽は、日本人の私が聴いても、どこか懐かしく、心に染み入るものがあり、私はとても好きです。
谷川俊太郎さんの「ことばあそびうた」を聴いたとき、懐かしい感じや、力強さ、滑稽さなどが、バルトークの「15の農民の歌」にぴったりだと思いました。
今回は、谷川俊太郎さんとバルトークという、全く違ったものに思えるそれぞれを、それぞれの良さが引き立つように考えながら掛け合わせてみました。
また、少し面白い試みとして、谷川俊太郎さんの「もこもこもこ」という名作があるのですが、その絵本に、音を付けてみます!
言葉が音になるとどんな表現になるのか??
というようなことも楽しんで頂ければと思います。
ピアノのソロでは、多くの方に親しみのある名曲から、ショパン:幻想即興曲や、ドビュッシー:月の光などを演奏致します。
コンサートは感染症対策を十分に行った上で、ソーシャルディスタンスを保って行われます。
よろしければぜひ、お聴き頂ければ嬉しいです。
チケットのお申込みは、asukatoriyama.piano@gmail.com までお願い致します♪
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