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大人の楽典講座第2回-②

  • 執筆者の写真: 鳥山 明日香
    鳥山 明日香
  • 5月11日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月14日




今年に入って楽典講座をすることになり、改めて楽典や和声のことを勉強し直してみてすごく困ったことがあります。


それは、「本によって書いてあることがバラバラ」「書いてあることが1冊の本の中でも矛盾している」


ということ。


しっかり読み込めば読み込むほど、その矛盾に気が付いてしまうという・・💦



例えば「カデンツ」という言葉。


楽典の本によっては「終止形」という言葉で説明されているのですが、実際にはいくらでも終止形とはならないカデンツはある・・・。



じゃあ「終止形」って何なの??


「カデンツ」って何を表すの???


と頭がごちゃごちゃになり、困った私は作曲家でもある母に相談^^💦



その母から勧められて購入した和声の本が画像の本です。




これはほんっとうに素晴らしい本!


これまで頭の中がごちゃごちゃともつれていたのをすっきりと明快に説明してくれました。


素晴らしい作曲家の先生方によって書かれたこの本のお陰で、私の頭の霧はすっきりと晴れました!

感動・・・



こうして楽典や和声についてたくさんの本を読んでみると、明快に説明するということはとても難しいことなんだなと改めて感じました。



今日は前回の楽典講座の反省もふまえ、和音の原理をゆっくりとお伝えしました。



とはいえ1回聞いたくらいではなんとなくわかったような気がする・・・でもよく分からないかも・・・というのが普通だと思いますので、次回の講座では今回のことをもう1度復習しようと思います。


そしてその上で、たくさん分析をしていく中で理解できていくこともあるので、まずはブルグミュラーくらいの小さな曲から、分析を通してどのように演奏に結びつけていくのかを皆様と一緒に考えて行くような講座にしたいなと思っています。


 
 
 

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