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私が伝えたかったこととと子供たちの感想文






この時期になると、毎年CHANELから素敵なクリスマスカードが送られてきます。




銀座CHANELは、私が仕事として演奏するときの姿勢を作ってくれた、原点でもある場所です。




というのは、留学を終えて帰国後すぐに、銀座CHANELにあるネクサスホールで、1年を通して1ヶ月半おきくらいに何回も何回も、コンサートを重ねさせて頂いた場所だからです。




そこで初めて、学生としてではなく、一人の演奏家として、お客様とどのように向き合うか、ということを徹底的に教えて頂いた気がします。





私は今、自分の演奏がどう思われるか、とか、どう評価されるか、ということが本当に気になりません。

以前は自分がちゃんと弾けるか、どう思われるか・・自分、自分・・・と自分のことばかりが気になって、良くない緊張をしていました^^💦




聴いて下さる方に心を開く、ということも、どういうことなのか実感として分かりませんでした。

それでは演奏を通して聴いて下さる方との心の交流が生まれるはずもありませんね・・・。





今は心の底から、演奏はコミュニケーションだと思っていて、演奏で何を伝えたいのか、どのようにすれば聴いて下さる方に楽しんで頂けるのか、そんなことばかり考えるようになりました。




作曲家が伝えたかったこと、作曲家の思いを私なりに理解しようと努め、私なりに消化し、あとは全身全霊で表現するだけなんだなぁと思うようになりました。





先日の小学校6年生向けのコンサートでは、



「ピアノってなんか難しいし、やっぱり面白くないな~~」



と思わせてしっまってはいけない、と考えていました。





ムソルグスキー作曲の「展覧会の絵」は全部で15曲がつながっており、合計40分弱ありますので、決して短いわけではありません。




クラシックのコンサートに行くと、大人でもしばしば眠ってしまっていたり、難しくて疲れてしまって飽きていたりしますね。





ですので、今回の子供たちの感想を読んで、私が伝えたかったことが、子供たちに届いたのだな、と感じられて、本当に嬉しかったです。





子供たちの感性豊かな感想文。もう少しだけご紹介しますね^^

















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