
「譜読みができない」「どうしたら譜読みが出来るようになりますか?」
というご質問を受けることがあります。
譜読みができるようになるために必要なことはズバリ、量!
たくさんの楽譜を見ることによって、スムーズに譜読みができるようになります。
例えば小さな子が初めて平仮名を読むときには、一字一字を考えながら、指差し、「こ・ん・に・ち・は」
と読みますね。
平仮名に見慣れてくると、いちいち考えなくてもそれが何の字が分かるようになり、すると今度はまとまりとして「こんにちは」と捉えられるようになります。
楽譜が読めるようになる過程も同じです。
最初は指差し指差し一音一音読んでいた子供が、たくさんの楽譜を見て行くことによって音のまとまりとし捉えられるようになります。
そのためには、自分にとって難しい楽譜を1ヶ月もかけて読むのではなく、自分にとって少し大変だなと感じるくらいの楽譜をたくさんたくさん見ていく(弾いていく)ことがポイント。
小学校低学年くらいまでであれば、レッスンで1回か2回くらいで合格できるレベルのものがその子に合った教本ということになります。
最近は教本の種類も豊富です。
お子様にぴったりの教本に出会えるといいですね!
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