8月20日に高齢者ホームで訪問コンサートを行うことになりました。
私の教室では、個人レッスンの他に、
「発表会」
「訪問コンサート」
「クリスマス会」
「おたのしみミニコンサート」
など、演奏したり、音楽を通じて交流を深められるような機会を意識的に設けるようにしています。参加は自由です。
それぞれの会は、目的が少しずつ異なります。
例えば今回の訪問コンサートは、
●お客様に楽しんで頂くにはどうしたら良いかを考える
●お客様と一緒に音楽を楽しむ面白さを味わってほしい
●自分がピアノを弾くことでお客様に喜んで頂けるという経験をして欲しい
というのが目的です。
コンサートをするとき、とても大事なのがそのコンサートの構成です。
どういう選曲をし、どういう順番で並べ、どこで休憩をとるか、という、コンサートがだれないための流れを考えること。
コンサートの長さは、お客様が「もうお腹いっぱい!」となってしまうくらいに長い時間にするのではなく、「もう少し聴きたかったな」というくらいの長さで終わるのが良いのではないかな、と私は思っています。
そして何より大事なのは、弾く本人が楽しんでいること!
弾く本人が楽しくなくては、聴いて下さる方が楽しい筈がありません。
今回選ぶ曲は、生徒さんにとって難しすぎず、弾くことに余裕があり、自分自身がすごく楽しく弾けるもの。
例えば、生徒さん、生徒さんのおばあちゃま、私の3人で弾く6手連弾や、美しくアレンジされた日本の唱歌の連弾など・・。
そして私もソロで何か一つ、美しい!と思って頂けるようなクラシックの名曲を弾きたいなと思っています。