もう11月も半ば。
今年もまた、クリスマス会の時期がやってきます。
今年はソプラノ歌手の知人をお呼びして、生徒さんたちのコンサートの後に歌って頂くことにしました。
イタリアに留学し研鑽を積まれた方で、本当にまろやかで美しく、品のいい声の持ち主。
初めてその歌声を聴いたとき、心を打たれました。
生徒さんたちにもぜひ間近で素晴らしい歌声を聴いて頂きたいと思ってお願いしたところ、今回快く引き受けて下さることになりました。
プログラムは、しっとりと美しい「アヴェ・マリア」、思わずほろっとしてしまう「 Time To Say Goodbye」、お洒落で素敵な伴奏とともに歌う「赤鼻のトナカイ」です。
私も今からすごく楽しみ!
またあの歌声を聴けると思うとわくわくしてしまいます。
歌は全ての音楽の一番基礎になるもの。
ピアノを弾くときも、どのように歌のように歌わせるか、フレーズ、息継ぎ、抑揚、テンポ感・・・などなど、歌をイメージして考えていくことが大切です。
また、当日は演奏を希望される生徒さんによるミニコンサートも行います。
本番緊張してしまう!という生徒さんにこそ、気負わず色々なところでどんどん弾く機会を持って頂きたいと考えています。
私自身が本番は手の平から汗がしたたり落ちるくらいのあがり症で苦労してきましたから、人前で数多く弾くことの大事さを身をもって感じています。
普段弾いている曲を、きちんと仕上げて大事に弾く、ということはとても意味のあることです。
特別な曲を用意しなくてもいいので、演奏にもどんどん参加して頂ければと思います。
弾くのはちょっと・・という生徒さんも、同じようにピアノをがんばっている生徒さんの演奏を聴くことで得られるものは多いと思います!
皆様に、気軽に本当に良いものを聴いて頂きたい、そして、生徒さん同士の交流を深めて頂いたり、人前で演奏したり、人の演奏を聴く機会をできるだけ持って頂きたい、と願っています。