思い返してみると、私は大体、「やるか、やらないか」を迷ったときには余程のリスクがない限り、「やってみよう」という選択をしてきたように思います。
やらなかったら傷つかなかったかもしれないけれど、やってみることで傷ついても、そこには
いつも何か得るものがあって、先に進むことができました。
忙しいのはきっといつまでも同じ。
時間は作らないとできないものだと思います。
あとほんの少し、ここで頑張ったら必ず得るものがあるよ。
と思える場合には、少し大変かなと思っても、生徒さんの背中を押すことがあります。
でも、
「馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」
ということわざの通り、最終的には生徒さんのやる気がなければ、無理やりやらせることは私にはできません。最後に選択するのは生徒さんご自身です。
水辺まで連れて行ったのに水を飲んでくれない・・・というのは、やはり少し残念な気がしてしまいますが、生徒さんにとっては、今はそこまでがんばれない、というのは真実なんですね。
「あとちょっとの頑張りなんだけどな~」
と思ってしまったりしますが、生徒さんは私ではないんですよね・・・。
その人の現在の状態をありのまま受け入れて、共感して、そこからまた新しく一歩一歩、少しずつでもいいから一緒に前を向いて進むこと。
難しいけれど、そんなことができる教師になれならいいな、と思っています。