4月から5年生になるAちゃん。

しばらく前に卓球と出会い、卓球漬けの日々を送っています。

Aちゃんはピアノも伸びてきたところで、ピアノ自体は好きなのでもう少し続けるつもりでいらしたのですが、Aちゃんの様子を見ていて、ここは一度ピアノをやめて、卓球にしぼって集中してみたらどうか、とお母様にご相談しました。

私は不器用でしたので、ピアノと水泳をちょぼっと、という習い事でもいっぱいいっぱいでしたが、ある時期までは、いくつかの習い事を色々やってみるのもいいのではないかな、と思っています。

でも、もしその子に、お、これは才能があるな！とか、好きでたまらないものに巡り合ったら、あれもこれも・・・という気持ちもわかるけれど、やはり１つに絞って集中してみることが大事なのではないでしょうか。

１つに絞るのは、少し怖いことでもあるかもしれません。

それがものになるかどうかは全く保障がないのですから・・。

でも、私は我が子には、もし、これについてはいいものを持っているな、と思えるものがあったら、そこを最大限伸ばしてあげたいなぁ！と思いますし、その勇気を持ちたいと思います。

１つのことを自分なりにやり切ること。

卓球でいえば、オリンピックに出られるのは一握りですし、そこで賞を取るなんていうのはほんっとうに大変なことでしょう。

でも、本気でがんばればもしかしたらそこまで行けるかもしれない。

そしてもし行けなかったとしても、本人がやり切れば、自分を受け入れて、目指した道とは異なっても、それぞれの幸せな道に進んでいけると思うのです。

一番不幸なのは、もう少し努力すればきっとできる、と、淡い希望を持ち続けてしまうことでしょうか。

挫折があってもいいし、傷ついてもいい。

やり切った先に、地に足がついた道が自ずと開ける。そしてそれはきっと、幸せな道であると、私はそう思っています＾＾

Aちゃんは4月からピアノをやめて卓球に専念することになりました。

陰ながら、Aちゃんのご活躍を応援していきたいと思います！