新年明けましておめでとうございます。
今年は家の掃除をのんびりとしたお正月でしたが、新年が明けるというのはなかなかいいものですね。
こうして区切りがあると、気持ちも新しくすることができるような気がします。
ここ2年くらい、私はレッスンをすることが益々楽しくなってきたのですが、それには2つ理由があると思っています。
1つは、きちんとお休みを取るようになったこと。
どんなに好きな仕事でも、やはり休息は必要。
以前は一年を通して数日休みがあるか?ないか?という忙しさでレッスンをしていましたが、きちんと休みを取ることで、新鮮な気持ちでレッスンに取り組むことができるようになりました。
また、自分自身が勉強する時間を作れたことは、生徒さんのレッスンをする上でも生きていると感じます。
もう1つは、生徒さんたちがよく練習してきて下さるようになったこと。
短い時間でも良いから、良い練習を積み重ねることの大切さはもちろん分かっていましたが、忙しい現代っ子にそれを要求して良いものか・・・。
ピアニストになりたい、という生徒さんばかりではない中で、趣味で楽しくやりたいという生徒さんにまで、日々の練習を要求して良いものか?
と、レッスンを始めた頃は練習をして欲しいと伝えることを迷っていた時期がありました。
練習ができないのも、忙しい現代っ子は仕方がないのではないか・・と。
でも、今はどの生徒さんに対しても、少しずつでも良いから練習を積み重ねて欲しい、ということを必ずお伝えしています。
それは、練習なしでピアノが弾けるようになることも、ピアノが楽しくなることもない、とはっきり言えるからです。
レッスンは一方的なものではなく、生徒さんと私で共に作り上げるものなんだなぁ、と思うようになりました。
私が楽しいと思えるレッスンは、きっと生徒さんも楽しい。
そして楽しいレッスンとは、ピアノが弾ける弾けないは殆ど関係なく、一歩ずつ前に進んでいる、成長していると、生徒さんも私も共に思えるものなのではないか、と感じています。
今年も1年、良いレッスンができるように努めて参ります!
どうぞよろしくお願い致します♪