今日もまたこの本のお話。
とっても素晴らしい本でした!
「現代社会においては、特定分野の技能を磨き続けることが、その人の可能性を広げることにつながる。ちょっと変な言い方かもしれないが、自分の進路は狭めていけばいくほど、その後の進路は広がると思う」
という部分。私なりによくわかる気がします。
「一芸に秀でたスペシャリストを目指すことは、その後の自分の人生に大きな影響を与える。もし、その後に挫折し、別の道に進んだとしても、その経験は決して無駄にはならず、その先の可能性は無限大に広がっていく」と。
自分の息子を前にすると、あれもこれもやっておいた方が良いのではないかとか、
ついつい安全と思われる道に進ませそうになってしまう気もしないではないですが、この本を読んで、やっぱりそれではいかんなと。
私にも勇気が求められることかもしれません。
あれもこれもはきっとどれも中途半端。
ある程度まではいけても必ず限界がくる。
そしてそのことによって、大事なものを見誤ってしまうことがあっては悲しい。
しばらく前、卓球に専念することを決められ、ピアノのレッスンを卒業されたAちゃん。
年賀状を下さったり、コンサートにいらして下さったりと、今でも交流があります。
お母様は好きなことを極める大変さも感じておられるようでしたが、ぜひこの本の言葉をお贈りしたいと思います。
Aちゃんのことは、陰ながらずっと応援しています。
一つのことを自分なりにやり切ったら、必ず地に足がついた幸せな道が開けると私は信じています。