今日はおススメのリズムの本のご紹介。
「みんなだいすき!リズムの本」です。
この本は、左手で拍を取りながらリズムを打っていくので、ちょっと複雑な付点のリズムも、視覚的にも楽譜を見ただけで自然に手が動くような書き方がされています。
また、林檎を使って音符の長さや組み合わせが分かりやすく解説されており、小さな子供でも理解がしやすいです。
このリズムの本、複雑なリズムもすらすら打てるので、生徒さんにはなかなか好評です^^
私はこのリズムの本を、左手で拍を取りながら右手でリズムを打ってもらうという本来の使い方の他に、敢えて左で拍を取ることをせずに右手だけでリズムを打ってもらう、ということも取り入れています。
一見、片手で打つので簡単そうに思えますが、実はその逆。
左手で拍を打っているときには簡単に打ててたリズムも、右手だけになった途端に曖昧になる、ということがよくあります。
それは、リズムをまだ完全には理解しておらず、視覚的、もしくは感覚的に打ってしまっている場合に起こります。
また、生徒さんの中には、リズムの本としてのリズムは打てるけれど、それが楽譜になると急に分からなくなってしまう、という子もいます。
もしくは、楽譜になった場合にリズムは打てるけれど、そこに音がついてくると急にリズムが崩れてしまう・・など。
リズムの本でリズムを学ぶことと同時に、実際に使っている楽譜のリズムを打ったり、歌ってみたり・・ということも必要なことですね。