今日は埼玉県春日部市にある立野小学校でのコンサートでした。

これで大体半分くらい。
650名ほどの子供たちと、コンサートの抽選に当たった保護者の方で埋め尽くされていました。
今日のプログラムは「くるみ割り人形」。
いつも素晴らしいナレーションをして下さる成澤布美子さんと一緒に、映像、お話、ピアノでお贈りしました。
コンサートをしてみると、いつもしなかったときには絶対にわからなかったであろう気づきがあります。
お客様に楽しんで頂くための工夫や、自分の演奏についての新たな発見。
学生の頃は完璧主義者で(完璧なんてあり得ないのに!)、コンサートは完璧でなくてはならないと思いすぎて、なかなか楽しく弾けないし、すぐに何でも「失敗」と捉えていました。
人間のすることに完璧などあり得ないのだから、最善を尽くしたらあとは自分を解放し、音楽に乗って気持ちよく弾くこと。
たとえ100パーセント満足できなくても、それは「失敗」ではなく「気づき」であり、次につなげていけば良いだけのこと。
あと2週間で発表会を迎える生徒さんにも、ぜひ、窮屈にならずに、自分らしい伸びやかな演奏をして欲しいと思います。