9月は、コンクールで4人の生徒さんの本番がありました。
それぞれの生徒さんの本番の演奏を聴いていて、色々なことを学ばされました。
そして今一度、本当に大事だなと思ったのが、「耳を育てる」ということです。
例えばレッスンで私がどんなに色々お伝えしたとしても、共感してもらえなかったら生徒さんには届きません。
共感してもらうためには、私の努力はもちろんですが、生徒さん自身が良い演奏とそうでない演奏の違いを聴き分けることのできる耳を持つことが必要です。
そうでないと、近くで私があれこれアドバイスすればその場ではなんとなくできるけれど、いざ一人になったときにやはり元の弾き方に戻ってしまう、ということが起こります。
本番は一人。
一人でその場の音、音楽を聴きながら、自分で作り上げていかなくてはなりません。
「どんな音楽が求められているのか」という、その音楽が辿り着きたい到達地点と、良いものと良くないものを聴き分ける耳を育てていくことがとても大切だと思いました。
私自身も、もっと耳を鍛えなくては!
11月にはいよいよ生徒さんが恩師フセイン氏のレッスンを受けますが、そういえば留学時代、レッスン中いつも日本語で
「みみ~~~っ!!!!」
って耳を引っ張られたっけ^^💦
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