譜読みが早くなりたい!



生徒さんのお母様から、「譜読みがなかなかできるようにならない。譜読みはこんなに苦労するものなのか?」というご質問を受けました。



確かにピアノの楽譜は、その他のどの楽器と比べても、圧倒的に譜面が難しい!



音もたくさんありますし、リズムも複雑、そして右手と左手で全く別のことをして、左右のペダルも使っていく・・・。




楽譜は弾いている部分を見ていたら次が弾けないので、弾いている部分を頭に入れながら、次、次、と次の小節を読んでいく。そうしながら同時に手足を動かす・・・。



と、書いているだけでもなんだかとても難しそうですよね💦




実は私も中学生くらいまで譜読みが得意ではなく、初見(初めてみた楽譜をその場で弾くこと)が大嫌いでした^^💦





その当時の自分自身を思い返してみると、1曲を丁寧に仕上げることはしたけれども、洪水のようにたくさんの楽譜を見て、様々な曲を演奏するということに欠けていました。




楽譜をスムーズに読めるようになるためには、



「自分にとって極度に負担にならない程度のものを、とにかく色々な種類、たくさんたくさん読んでいく」




ということだと思います。




初めて「あいうえお」を読み始めた子供は、最初は一文字ずつ、ゆっくり読みますね。



でも、本に触れたり日本語をたくさん見ていく中で、自然に読むスピードも速くなり、言葉や文章として大きく捉えて読むことができるようになります。




楽譜が読めるようになる作業は、日本語の文章を読めるようになっていく過程と似ています。




楽譜を読むことに慣れてくると、一音一音ではなく、次を予想しながら流れの中で捉えられるようになり、手足も自然に動きます。



因みに、楽器で音を鳴らさなくても、楽譜を見ればどのような音楽なのかが頭の中で鳴るようになります。





大切なことは、毎日少しでも良いから楽譜に触れているか。




楽譜を読めるようになるための近道はありません。

毎日5分、楽譜を読んでいたら、1年後にはきっと違った世界が開けているでしょう。