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~ メッセージ ~

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ホームページをご覧下さりありがとうございます。東急田園都市線・たまプラーザでピアノレッスンをしている鳥山明日香と申します。

生徒の皆様は、横浜市青葉区、川崎市宮前区などから多くいらして頂いており、初心者からプロを目指す方まで、4歳~80代の方が学ばれています。

 

 

私は大学生の頃、今思えば間違った方法でピアノと向き合い、コンクールや試験の準備に追われ、精神的に行き詰ってしまった時期がありました。

 

ピアノを弾いていても自分とピアノが遠く感じられ、音楽を美しいな、と感じたり、自然に楽しく弾くということが全くわからなくなってしまいました。

 

 

 

「このままのやり方では続かないよ、何かを変えなさい」と心と体が教えてくれた時期だったのだと思いますが、木が生い茂っている森の中を前に進めずもがいているような感じがして、とても苦しい時間でした。

 

 

 

そんなときハンガリーに留学して出会った恩師とのレッスンは、

 

  

音楽ってこんなに面白いものだったのか!

こんなにも楽しくて、幸せなものだったのか!

 

 

 

と、どんなに辛いことがあってもその時間は全てが吹っ飛んでしまうようなレッスンで、音楽の楽しさを身体の底まで思い出させてくれたものでした。

 

 

レッスンで教えて頂いたことを少しでも忘れるのがもったいなくて、家に帰るとすぐにピアノに向かいました。

 

 

 

 

「ちゃんとしたことをすること=厳しく苦しいこと」ではないんですね。

​「本当に質の高いことをすることと、楽しいことは全く矛盾しない」ということに気づきました。

私にとっては、最も大変なこともピアノだけれど、最も楽しくて仕方がないこともピアノなんですね。

私は今、生徒の皆様にレッスンをさせて頂くときに、心の底から願い、自分の心に誓っていることがあります。

 

それは、「ピアノのレッスンが、生徒の皆様の人生を、より幸せに、豊かにするものであるように」ということと、「ただピアノを上手くするだけの教師ではなく、生徒さんの持っていらっしゃる良いものを見て、大切にし、その方らしく伸びやかにピアノと向き合えるようサポートする」ということです。

これは自らの経験から、私の心に深く刻まれ、レッスンを始めて以来ぶれることなく持ち続けている信念です。

 

 

 

大学時代に私なりにとても苦しい時期を過ごしたこと、そしてその後ハンガリーに留学してピアノとの向き合い方や自分の価値観ががらっと変わったことは、今生徒の皆様とレッスンをさせて頂く上で、自分の向かうべき方向を常に示してくれます。

 

 

 

 

何事も真剣に学べば、楽しいことばかりではないのは当然です。

 

 

なかなか壁を超えられずもがくこともあるでしょうし、傷ついたり、忙しかったり疲れたりして気持ちがなかなか向けられない、という時期もあるでしょう。

私はそれでいいと思います。

 

でも、「ピアノが弾きたいな」と思ったときにはまたピアノのそばに戻ってこられるように、そしてやっぱり最終的には「ピアノをやっていて本当に良かった!」と思って頂けるように、生徒さんと共に歩んでいきたいです。

 

​皆様とのご縁を、心より楽しみにお待ち致しております。

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