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~ ソルフェージュを取り入れたレッスン ~

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「美しの森」のレッスンは、ピアノを弾くだけのレッスンではありません。
生徒さん自身で考え、演奏でき、大人になってからも音楽を楽しめるようになるための基礎力を身に付けます。
ピアノのレッスンでは、ピアノが弾けるようになるための指や手を作っていくための教材と、様々な曲を楽しく演奏していく教材をバランスよく学びます。
教材は画一的ではなく、生徒さんに最も合うものを、生徒さんとご相談しながら決めていきます。
その他にソルフェージュを取り入れ、自分の力で譜読みができ、音楽を理解して演奏できるよう導きます。ピアノのレッスンの時間内では、ソルフェージュとして主に以下の3つのことを取り入れます。

 

 

(1)視唱

 

視唱用の楽譜を見て正確に歌う練習をします。

 

新しい曲の楽譜を見てすぐに弾くというのは、子供にとってはなかなか難易度の高いことです。しかし歌であれば指を動かす必要がないので、弾くときよりもスムーズに楽譜が読め、歌うことができます。

歌は音楽の基本です。

自分が演奏する曲を歌ってみることも大切です。

歌うことで、自然な抑揚やフレーズも捉えられるようになります。

 

 

「楽譜を読めるようにするにはどうしたら良いか」というご質問を時々受けます。

 

楽譜を読めるようになるためには、「自分にとって少し難しい程度の楽譜にたくさん触れること」が大切です。

それは、最初は「あ、い、う、え、お」と、一文字ずつ指差しながら読んでいた子供たちが、たくさんの日本語に触れることで本をすらすら読めるようになることと似ています。

また、正しい方法で視唱を練習することで、絶対音感を身に付けることができます。

ときどき「絶対音感トレーニング」などと言って絶対音感が何か特別のもののように言われることがありますが、7歳くらいまでに良い方法でピアノを学んでいれば、特別な努力は必要なく自然に身に付くものです。​そして絶対音感を身に付けることは目的ではなく、ピアノを学びやすくするための手段の1つです。

 

(2)リズム練習

 

楽譜を読むとき、音は大分読めるようになってきたけれど、リズムは苦手、というお子さんは多いです。

子供たちに人気のリズムの教本があるので、まずはその教本を使って、楽しくリズムを学んでいきます。

ただ、教本ではリズム打ちがスムーズにできていても、いざピアノの楽譜になると急にリズムが狂ってしまうということがあります。

 

子供たちにとっては、教本にあるリズムと、楽譜に出てくるリズムがつながらないこともあるようです。また、リズムに音がついてくると混乱してしまうということも起こります。

 

レッスンでは、自らの力で楽譜を読めるよう、リズムの教本でのリズムとピアノの楽譜に出てくるリズムが乖離してしまわないように、教本と楽譜を照らし合わせながら、繰り返し丁寧にお伝えしていきます。

 

(3)音符のワーク

​主に宿題として、音符のワークを取り入れています。

ご自宅では、音符に色を塗ったり、音符を書く練習をして頂きます。1回2ページ程度なので5分以内にできる宿題です。

また、レッスン内ではこのワークを使った音当てクイズを行っています。子供たちは音当てクイズが大好きです。

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