3歳の息子は、泣き虫の甘えん坊。
恥ずかしがりやで、人前に出たり注目されたりするのはとても苦手です。
2歳のときの運動会やお遊戯会では、その場の雰囲気に気おされるのか、飛びぬけて大泣き・・・苦笑
「泣かないようにがんばろうね!」と励まして下さる先生も多くいらっしゃいましたが、現在の担任の先生は、
「泣くのが○○くんの個性ですよね。無理に泣かないようにしようとしなくてもいいと思っているんです」
とおっしゃって下さいました。
「先生方に申し訳ない」と思っていた私にとって、担任の先生が言って下さった言葉は救いでした。
先生方に温かく見守って頂けたお陰で、3歳になった今は、顔だけ泣くことはあっても涙は出ず、帰りには「もっと遊びたかった」と言ってくれるほどになりました。
ピアノのレッスンでも、色々な生徒さんがいらっしゃいます。
ご挨拶がきちっと立派にできる生徒さん。
しっかりと集中してレッスンを受けることができる生徒さん。
その一方で、恥ずかしくてなかなかご挨拶ができなかったり、レッスン中に椅子から降りてかくれんぼが始まってしまうような生徒さんも(笑)。
確かにレッスンは私の思い通りには進まないかもしれませんが、私は、それぞれみんな可愛いですし、保育園の担任の先生のように、その子の在りのままを大事に、そのまま見守っていきたい!と思います。
挨拶は、私がきちんとしていたら、いつかきっとしてくれるでしょう。
レッスンの面白さを感じられるようになったら、集中してレッスンを受けてくれるかもしれません。
それから、ある年齢になれば自然にできること、という面もあるでしょう。
比べるとしたら、例えば同じ年の他の生徒さんたちとではなく、以前のその子と今のその子。
息子もそうして先生方に見守って頂いたお陰で、のびのびと園に通うことができるようになりました。
礼儀がしっかりしている生徒さんは、先生にとって都合良く、やりやすい生徒さんかもしれません。
もちろん、礼儀がしっかりしているのは良いことです。
でも、多少挨拶ができなくても、レッスン中にかくれんぼが始まってしまっても、そういうところにこそ、その子の魅力や良さが隠れているのではないかな、と私は思っています^^