2016年11月2日何故わざわざコンサートをするのか今回保育園でプロコフィエフの「ピーターと狼」を上演するにあたり、色々なことを思いました。 これだけ面白いアニメや映画、電子音楽が溢れる中で、どうしてわざわざ敢えて生演奏、生のナレーション、紙芝居をする必要があるのか。 家にいてもDVDさえ借りてくれば何でも観られるのに、なん...
2016年10月20日保育園子育て支援事業「ハートフルコンサート」子どもたち向けの、映像と音楽を一緒に進めていくような演奏会ができないかな・・と思っていたところ、ご縁があり、保育園でプロコフィエフの名作「ピーターと狼」を上演することになりました。 この曲は本来オーケストラで演奏されるのですが、当日は私のピアノ演奏と歌手の友人による朗読、大...
2016年10月15日諦める「諦める」というのは、誰かが書いていたような気もするけれど、私は「明らかに見極める」とか、「ありのままを受け入れる」というような意味合いで捉えている。 今日は息子の運動会。 人前に出ることや、がやがやした普段と違う環境が苦手な息子は、運動会のような場ではいつもとびきりの大泣...
2016年10月4日役に立つかどうかテレビをつけたらたまたまノーベル賞受賞者の山中教授が出ており、 「科学は真実を追求するもの。役に立つかどうかはあくまで2次的なもの」 というようなことをお話されていました。 それを聞いて、これはピアノも同じだなぁ・・・と思いました。...
2016年9月24日5年目の変化ピアノ教室を始めて5年目。 最近すごく感じることがあります。 それは、数年続けて下さっている生徒さんの演奏を聴いていて、「私の弾き方に似ているな」と思う場面がちらほら見えるようになったことです。 去年まではそんなに感じなかったのですが・・・。...
2016年9月21日ペダルをどう踏むか今日はYさんのラフマニノフのレッスン。 なかなか覚えられない~。仕上がらない~~! とYさん。 それもそのはず。 ラフマニノフは音が多く、手の形に入りにくい音型も多いので、本当に覚えにくいし暗譜も難しいのです。 これがリストだったりすると、華やかで難しそうに見えるのですが、...
2016年9月15日大人のピアノレッスン今日からレッスンが始まったMさん。 なんとも可愛らしい、という言葉がぴったりの、楽しい女性です。 今日はショパンのワルツ。 アウフタクト(弱起)から入る曲の特徴、重みを乗せて弾く弾き方や、すっと抜く弾き方、閉じる音や開く音の手の使い方などをレッスンしました。...
2016年9月4日ピアノを笑わせよう友人が息子さんと弾いていてとても楽しそうだったので、私は生徒さんと一緒に。 「みみをすます」というソルフェージュの楽譜から、「うっふっふ わっはっは」という曲です。 「うっふっふ」と笑うときと、「あっはっは」と大口を開けて笑うときでは声の大きさも重さも、姿勢も表情も変わりま...
2016年8月23日訪問コンサート演奏動画8月20日に行われた高齢者ホームでの訪問コンサートの演奏動画です。 今回のコンサートは、あまり堅苦しくならず、色々な方に楽しんで頂きたいと思いましたので、赤ちゃんからご高齢の方まで、様々な方が聴いて下さいました。 そのため演奏中声が入ったりしていますが、雰囲気は伝わると思い...
2016年8月22日訪問コンサート高齢者ホームでの訪問コンサートが終了しました。 プログラムは、美しく編曲された懐かしい日本の名曲や、6手連弾、ギター演奏、最後に私がドビュッシーの月の光を。 今回のコンサートでは、自分が好きな曲をただ一生懸命がんばって弾くのではなく、お客様と音楽を通してコミュニケーションす...
2016年8月20日ピアノ弾きは俳優訪問コンサート当日のAちゃんのレッスン。 Aちゃんの力であれば十分弾けるであろう箇所で、何故かしょっちゅう間違えてしまう。 どうしてだろう?と色々考えたのですが、多分Aちゃん自身が自分が弾いている曲をあまり好きではないのかな?と感じ、Aちゃんに尋ねてみると、やはりあまり好き...
2016年8月6日音は自由に飛べるもうすぐ訪問コンサート。 今回は高齢者ホームでの訪問コンサートなので、懐かしい日本の名曲など、聴いて下さる方に親しみを持って頂けるようなものを中心に選びました。 また、連弾は連弾でも6手連弾(3人で弾くもの)や、生徒さんのお父様にも手伝って頂いて、ピアノとギターとのデュオな...
2016年7月28日初めてのレッスンMちゃんの妹さんのAちゃん。 ときどきMちゃんのレッスンについていらして、少し恥ずかしそうに、静かに聴いていらっしゃいました。 レッスンの終わりに貼るシールが楽しみなところも微笑ましいところ。 そんなAちゃんが、これからレッスンを始めることになりました。...
2016年7月23日コンクールについて思うこと留学時代、心を鷲掴みにする演奏、本当に幸せな気持ちにさせてくれる演奏を間近で聴きました。 例えば、フランス留学時代の恩師、ハンガリー留学時代の恩師の演奏がそうでした。 先日、ある国際コンクールで1位を受賞されたピアニストの演奏会を聴きに行ったときのこと。...
2016年7月3日きっちりと礼儀正しく?それとものびのびと?3歳の息子は、泣き虫の甘えん坊。 恥ずかしがりやで、人前に出たり注目されたりするのはとても苦手です。 2歳のときの運動会やお遊戯会では、その場の雰囲気に気おされるのか、飛びぬけて大泣き・・・苦笑 「泣かないようにがんばろうね!」と励まして下さる先生も多くいらっしゃいましたが...
2016年6月21日ロシア奏法ロシア奏法によるピアノ教本「はじめの一歩」、須田美穂先生のセミナーを聴講しました。 先生の音楽は日本人離れしていて、いつもその音楽は物語や情景が目に浮かぶようでした。 それは、先生の演奏が魅力的なのは勿論のこと、レッスンで使われる一つ一つの言葉も温かく、夢があるからだと思い...
2016年6月14日楽しいコンサートを作るには8月20日に高齢者ホームで訪問コンサートを行うことになりました。 私の教室では、個人レッスンの他に、 「発表会」 「訪問コンサート」 「クリスマス会」 「おたのしみミニコンサート」 など、演奏したり、音楽を通じて交流を深められるような機会を意識的に設けるようにしています。参...
2016年6月13日「とてもできないのでは?」と思える課題に取り組むとき②息子の習い事の一環で、俳句を学んでいることは前回のブログで書きました。 現在40句を覚え、翌週までの宿題に新しく10句。毎日2句~3句ずつ、私が歌のように歌っていると、なんとなく自然と覚えています。 しかし全然聞いていないようなときもあり、私が歌うことに意味があるのかしら?...
2016年6月11日「とてもできないのでは?」と思える課題に取り組むとき①3歳の息子の習い事で、一茶の俳句を覚える宿題があります。 1年間で100句が目標で、今は40句を覚えたところです。 最初はこんな小さな子に俳句?意味もわからないのに覚えられるのかしら??と思いましたが、心配をよそに、すらすらと息子の口から俳句が出てくるようになりました。本人...
2016年6月5日求められて弾くこと8月に高齢者ホームで訪問コンサートをすることに決まりました。 訪問コンサートでは、生徒さんたちに「一人のピアノ弾きとして求められて弾く」という経験をして頂きたいと思っています。 選曲の段階から、「どのようにしたら聴いて下さる方に喜んで頂けるか」ということを考えていきます。...