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オンラインレッスンをやってみての感想





外は暖かな日も増えて、春らしくなってきましたね。




息子は和太鼓を習っているのですが、和太鼓は地下で窓のない防音室で多人数で打つため、もう2か月近くレッスンがお休み・・。


先生も様々な苦労をされていらっしゃることと思います。



そんな中、先日久しぶりに先生が練習用の動画を送って来て下さいました。


太鼓のレッスンがないのは仕方ない、と思っていましたが、久しぶりに先生のお顔をオンラインで拝見して、すごくホッとしました。何か緊張が解けるような気がして、ほんの少し前まで普通にあった日常を思い出しました。



今息子はその動画を見ながら、バチを持って、枕を叩いて(笑)練習しています。





さて、今週から始まったピアノのオンラインレッスン。




こんな事態は初めてのことで、生徒の皆様には急にセッティングをお願いすることになってしまったにも関わらず、皆様のご理解、ご協力のお陰でスムーズにオンラインレッスンを行うことができ、本当に有難く思っております。





オンラインレッスンは、当たり前ですが対面レッスンに比べて音質は劣ります。




しかし、生徒さんは普段からレッスンに通われていて、私のお伝えする言葉の意味やニュアンス、音の出し方など覚えていて下さるので、オンラインで音質が悪くても、音を想像することができ、問題なく使えています。

生徒さんの癖もわかっているので、オンラインの音自体は良くなくても、「その手の使い方では欲しい音は絶対出ていないな」ということはよく分かり、アドバイスすることが出来ます。

そういう意味では、信頼の上に成り立つものが、オンラインレッスンと言えるかも知れません。




というわけで音質にはこだわれないので、弾いて示すことは減りましたが、今のところ、非常時に於けるオンラインレッスンには以下のような良い面があると思います。





・生徒さんの進度を確認して、だれずに練習のペースや張りを保つことができる。



・練習方法、練習の方向性など、レッスンを受けられないことにより、間違った方向に行ってしまうことを防げる。


・手の使い方などは対面レッスンとほぼ同じように示し、お伝えすることができる。



・楽譜の読み方(音符やリズムはもちろんのこと、フレーズや解釈、構成など・・・)は全く問題なくお伝えすることができる。





引きこもる生活が長く続く中で、レッスンの時間が生徒さんにとって少しでも明るく楽しいものになってくれたらいいな、と思っています。




ハンガリーに留学していたとき、生活は大変で辛いことも多くありましたが、1週間に1回の恩師のレッスンは、心の支えでもあり、本当に楽しみでした。

今でもその恩師のレッスンが、私がレッスンをする上での目指す形としてはっきりあります。



私の目標は、レッスンで生徒さんを幸せにすることです!






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