ブルグミュラー 貴婦人の乗馬 レッスン動画
- 鳥山 明日香

- 7月28日
- 読了時間: 2分
毎日うだるような暑さですね・・
そんな中でも、生徒の皆様は発表会に向けて練習を重ねています。
今日はSちゃんとのレッスン動画です。
ボランティアコンサートもあったので、3週間前のSちゃんはまだ譜読みも半分程度の状態でした。
しかしこの数週間ですごく頑張ってくれました!
前回のレッスンでは、曲のイメージを膨らませたり、呼吸についてなどをお伝えしたので、
今回はSちゃんが感じている音楽を、実際にピアノでどのようにして音にしていくかという具体的なテクニックを伝えました。
クラシック音楽は、まずは「楽譜通りに弾ける」という、ケーキで言えばスポンジの土台部分をしっかり整えることが大切です。
音もリズムもぐちゃぐちゃ、指使いもぐちゃぐちゃでは曲にならないからです。
ケーキでも、スポンジの土台がぐちゃぐちゃだったら、上に生クリームを乗せてもイチゴを乗せても落ちてきてしまってやはり美しくないですし、おいしくないですよね・・。
ピアノも同じです。
ただ、土台をしっかり整えるためには面倒くさがらずに丁寧な練習を重ねる必要があり、ちゃちゃっとすぐできることではないため、土台をやっとなんとか形にするところまでで終わってしまう・・ということもあります。
本当はしっかりした土台の上に音楽を作っていくことが面白いのですが、弾くことだけで精一杯で、なかなかそこに至れない・・となるわけです。
そうすると、「ピアノって大変でつまらない・・」となってしまうことにもなりかねません。
同じ曲であっても、生徒さんが違うと全然違うレッスンになります。もしくは、同じ生徒さんでも生徒さんの状態によってレッスンは大きく変わっていきます。
レッスンというのはつくづく生徒さんと共に作り上げるものなのだなと感じます。
発表会まであと1ヶ月とちょっと。
発表会で伸びやかに楽しく演奏できるよう、生徒さんと共に丁寧に準備を進めて参ります。


